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情報工学部「国際コース」(情報科学科、知能情報工学科)

 平成31年度入学生から情報工学部(旧知識工学部)2学科のカリキュラムにおいて「①一般コース」と「②国際コース」を設置して学生の希望により、いずれかのコース選択してもらいます。 国際コースに所属する学生は東京都市大学オーストラリアプログラム(以下TAP)に参加することになります。

1年次は準備教育
2年次の留学中に英語と教養を学ぶ、異文化交流のチャンス
そして、4年間で卒業可能

 TAPは、東京都市大学が推し進める「東京都市大学グローバル人材育成プラン」の一つで1年次の準備教育と2年次に約4か月間の留学を合わせた2年に亘る本学独自の国際人育成プログラムです。このプログラムを通じて、国際的な視野とコミュニケーション能力を持った、時代に柔軟に対応できる国際人を育てます。留学先の西オーストラリア州は、アジア、ヨーロッパ、アフリカ及び中東などのさまざまな国の出身者が暮らす多様性に富んだ州です。このような恵まれた環境の中で、国際人としてグローバルに活躍するための語学力と異文化を理解する力を磨きながら、自主性や自立心を高めます。

参加人数 : 40名(国際コース)
期  間 : サイクルB 8月~11月中旬(第3Q終了時)
滞在大学 : オーストラリア西オーストラリア州公立エディスコーワン大学
     オーストラリア西オーストラリア州公立マードック大学

TAP

「国際コース」設置の目的

 技術社会には国境はありません。そんな技術社会で海外の企業人、研究者と協同でモノづくりを行うことのできる国際的な技術者を現代社会は熱望しています。国際的な技術者としてグローバルに活躍するための『専門力』、『英語力』、そして、『異文化を理解する力』を育てるコースが国際コースです。

「国際コース」の4つの特徴

卒業単位の1/3以上を英語で学びます。

 教養科目、基礎科目、専門基礎科目を含め、卒業に必要な単位の1/3以上を英語で学びます。英語教員による「教養科目」の開講、外国人教員による「専門基礎科目」の開講等、ネイティブスピーカーによる講義が数多く開講され、それら科目を受講することになります。

TAPへの参加

 2年次にTAP(東京都市大学オーストラリアプログラム)に参加し、約4ヶ月間、エディスコーワン大学で学ぶことで「活きた英語力」と「異文化を理解する力」が育成されます。

英語で研究する能力の育成

 英語で研究する能力を育成するために、専門に対する英語の4能力(リスニング、リーディング、スピーキング、ライティング)を育成します。そのために、英語論文講読力と英語によるプレゼンテーションカを備えるための科目を開講し、さらに、卒業研究を英語で行います。

学部・大学院一貫制の導入

 3年次進級時に所定の条件を満たし、大学院進学を希望する学生には「学部・大学院一貫制」で教育を行います。一貫制教育では、4年次に2度目の海外滞在プログラム(海外大学への留学、海外企業でのインターシップ等)に参加することになります。

TAPの魅力(質の高い教育内容)

準備教育 TAP in Japan (語学準備講座+留学準備研修)

 TAPでは留学準備教育として、2つのプログラムを提供!語学力向上のための講座に加え、世界で国際人として活躍するための研修も日本で行います。

語学準備講座 ~ Preparation for English (PE)
 出発までにTOEIC550点以上の取得を目指し、ネイティブ講師による1日2時間週5日のレッスンをトータル100日間提供!実践的な英語運用能力を身に付けるため、次の3つのテーマに焦点を当てレッスンを行います!

  1. 英語コミュニケーション(Speaking,Listening,Reading)
  2. 英文 Writing
  3. 試験対策(TOEICなどの英語能力試験対策)

留学準備研修 ~ Global Personnel Training in Japan (GPT)
 国際人として成長するための準備として、ダイバーシティの中でコミュニケーションを取るための準備講座を用意しています!

  1. Monthly Lecture(ML) : 国際人になるために必要な知識や経験を世界で活躍した方々から月替わりで学びます。
  2. ECU in Japan : 留学先のECUの先生を日本に招き体験授業を行います。
  3. What’s 日本? : 日本文化などを知るための体験プログラムを提供します。

豪州留学(約4か月間) ~ 都市大とエディスコーワン大との共同開発プログラムを提供! ~

 留学期間中は、2つのクォーター(学期)に分かれ、前半(1stクォーター)は英語科目を他国留学生と共に学び、後半(2ndクォーター)は教養科目をECUの先生方から学びます。なお、出発前にIELTS6.0以上を取得した学生は、チャレンジコース(ECU正規科目)の受講が可能です!

英語科目: 4単位
留学後すぐに教養科目を学ぶのではなく、オーストラリアの英語、文化、環境に触れることにより、より英語力を強化します。また、外国人留学生と共に学ぶことで、ダイバーシティの環境の下、グローバルな知見も身に付きます。この4単位は必修科目として単位認定されます。
教養科目: 4単位、知識工学基礎科目: 4単位
都市大とECUが共同開発した科目をECUの教員から学びます。「数学を通じて英語で考え表現する力を養う科目」を学べることも特徴です。
充実した長期滞在が「語学+α=グローバル人材育成」に繋がる!
TAPは「語学+α=国際人育成」との考え方から、語学を用いて生活する様々な仕組みを、ECU、西オーストラリア州政府、在パース日本総領事館の協力の下、用意しています。

  • TAPアクティビティ 国際的な視野とコミュニケーション能力を持った、時代に柔軟に対応できる人材を育てるため、学生全員が参加する機会を提供。
  • LBA(アクティブプログラム事業) 学生自ら自発的に発案し、英語を用いて行動していくことをサポートします。活動費としての奨学金“LBAサポート”も給費します。
  • ECU学生寮滞在 ECUに在籍するオーストラリア人学生、中東、東南アジア、中国などの様々な国からの留学生とルームメイトになることが出来ますので、普段の生活はもちろんのこと、学生寮が企画する交流イベントを通じて異文化に接すことが出来ます。