1.入学者受入れの方針(アドミッションポリシー)

情報工学部

人材養成および教育研究上の目的

現代の“情報社会”はネットワークの高度化、ビッグデータ解析技術および人工知能(AI)等の発展により“超スマート社会”に進化しようとしています。“超スマート社会”では、情報科学の様々な専門知識を身に付けた技術者、ⅠoTを駆使できる技術者、AI・ビックデータ解析技術等を諸問題解決に適用できる能力を有する技術者が必要です。情報工学部では、“超スマート社会”の発展に寄与する「知の創造」を担う人材を養成することを目的とします。

求める人物像

  • “超スマート社会”において、イノベーションから新たな価値の創造(知の創造)を志向する人
  • 数学・自然科学に対して興味と探究心を持ち基礎学力と思考力を合わせ持つ人
  • “超スマート社会”を支える知識・技能を修得する志を持つ人
  • 修得した知識と技能を利用して、国籍、経歴、専門等が異なる人々とコミュニケーションし協働作業をすることを志向する人

高校での学習について

情報工学部での学修を無理なく進めるために、高等学校において、数学、理科、英語を中心とした基礎学力を身に付けておいてください。特に、数学に対しては「数学Ⅰ、数学Ⅱ、数学Ⅲ、数学A、数学B」を、英語に対しては「コミュニケーション英語Ⅰ、コミュニケーション英語Ⅱ、コミュニケーション英語Ⅲ、英語表現Ⅰ、英語表現Ⅱ」を、それぞれ履修していることが望まれます。

2.教育課程の編成方針(カリキュラムポリシー)

  • 持続可能な社会および環境を損なわない調和のとれた発展を期して定められた本学部の教育・研究目標(※1)を実現するための教育課程を編成する。
  • 高度な科学技術知識を総合的に修得することと、これを国際的な知識基盤社会で活用できるようになることを教授するため、「教養科目、体育科目、外国語科目」「情報工学部基盤科目」「専門科目」を体系的に配置する。
  • 学部の教育・研究目標(※1)を、社会の多様性に応じて実現するために、学部共通の「情報工学部基盤科目」内に「情報基盤系」科目群を配置し、学生のアカデミックキャリアの早期からのプランニングと実践を支援する。
  • 学生同士および学生と教員が多くの時間を共有し、相互の多様性を認めつつ連帯感を持ちながら課題・研究等に取り組む「卒業研究関連科目」群を「専門科目」内に配置することで、主体的に研究・開発を担う資質の養成と、さらには、建学の精神である「公正・自由・自治」を実践する気概を養う。

(※1) 情報工学部の教育・研究目標:
「“超スマート社会”の発展に寄与する「知の創造」を担う人材を養成する」

3.卒業認定・学位授与に関する方針(ディプロマポリシー)

所定の期間在学し、本学部のカリキュラムポリシーならびに各学科が定める教育目標に沿って編成された授業科目を履修することにより、次のような能力を修得した学生に対して卒業を認定し、学位を授与する。

  • 科学と工学を体系的に理解すると共に、幅広い教養を有し、課題に対してその本質に立ち戻って解決する能力を身に付けている。
  • 各学科の専門分野での教育を通じて、修得した知識を総合的に活用できる能力および、関連する新しい知識を生涯にわたり探求する能力を身に付けている。